100均額縁にジオラマを作る
100均のフォトスタンド(2L判)で自衛艦隊模型の世界観を出そうと思いたち、
チャレンジしてみました。
用意したのは次のモノ。
・額縁
・ガンダムマーカーエアブラシシステム←購入したばかり(;'∀')
・コルクシート
・グリーンシート
・グリーンネットフェンス(鉄道模型用)
・危険防護柵(鉄道模型用)
・ジャンク部品
・水道管用パッキン
エアブラシの廉価版?として購入したばかりのガンダムマーカーエアブラシ
システムの使い勝手を確認するために、額縁のアクリル板にブルーとグルー
グレーをエアーの出方を調整しながら↑写真のように裏面から塗装をしました。
次に、コルクシートの大きさでジオラマの構図が決まるので、いろいろ
イメージを膨らませながらカットします。そして一回り小さいものも。
なぜなら、岸壁よりも一段高いレベルを作ることでノペッとせずに、立体感を
出せると思ったからです。
そう、高いレベルはヘリポートを再現してみました。
と言っても、超手抜きですけどね('Д')
Hマークを付けても良かったけど・・・手抜きしました(・。・;
ヘリスポットの〇ですが、あらかじめコルクボードを缶スプレーのジャーマン
グレーで塗装して淵をマスキング。
次にニュートラルグレーで吹いてコルク目の粗さをある程度埋めていきます。
ヘリスポットの〇を吹く位置を白のガンダムマーカーエアブラシで一回り大きい
〇状に吹き、写真にある水道管パッキンをくっ付けてはニュートラルグレーを
吹いてはがす、っていうのを4回繰り返していきます。
白〇に塗れたところは不要な広告を当てて潰さないようにマスキングします。
結果的にエアブラシで吹いたところは目が細かいのでコルクの目をしっかり
埋めてしまい、〇以外との差が思ったより大きくなってしまいました・・・
なんか整備の悪い滑走路になっちゃいましたね(*_*;
お次は海面。
チョートクウェーブを真似て歯ブラシで何度も叩いて表現しました。
本家のKATOさざ波を購入してやろうと思ったのですが、Amazonで扱い無いし、
見たところ木工ボンドを溶かしてやるのと変わらなそうなので、溶かし具合を
何度か調整しながら塗っては叩いて、っていうのを2~3度繰り返しました。
思ったよりうまく海面を表現できたかな(;'∀')
海面の木工ボンドが透明になって乾いたら、陸地部分のコルクシートを
貼っていきます。
コルクシートの裏面には粘着シートが付いているのですが、時間が経つと
剥がれてきちゃいますので、しっかりしたもので固定しましょう。
さて、お次はストラクチャーに取り掛かっていきます。
ヘリポートと岸壁の境目をちゃんと表現するため、取付長さを決めたら鉄道
模型用のネットフェンスを切り出します。
緑色のマットの上で緑のネットフェンスを切り出すのは至難の業?なので、
白い紙の上に置き、カットの際にぶれないようテープで固定すると作業が
しやすいですね(^.^)
このフェンス、透明アクリルにフェンスがプリントされているので光の反射が
出てしまうのですが、見る角度によって「フェンス越しに覗く」表現ができる
ので、オーバースケールだけど充分使えるアイテムです^^
今回は岸壁レベルから立てることで、ヘリポートレベルからの露出高さを
1/700でも違和感がないようにしています。
写真を撮るのを忘れるくらいスムーズに作業してしまったので、画像を
見ながら読み進んでほしいのですが、
ネットフェンスを付けた後、グリーンシートを切り出してレベルの段差を
隠すように木工ボンドで貼ります。
フェンスの中ほどには岸壁との通路とスロープを設け、見る人に動線が
イメージできるようにしました。
さらに鉄道模型用の危険防護柵(警戒色)が車止めを再現させるので、
少しオーバースケールですがボラードのスペースを開けて接着しました。
ボラードを再現したいのですが、なかなか良いパーツが無くて・・・
モデリウムからいずれ発売される桟橋セットに入っているかと思うので、
それを待つのか(待てる?)
もう少し時間をかけてパーツを探すか自作するようにします。
さて、ベースができたので、車両や艦船、航空機を置いていき、
「ありそうな風景」を作っていきます。
この瞬間が楽しいのですよね~(´▽`*)
海沿いの航空基地といえば舞鶴を思い浮かべるので、艦船は舞鶴艦で決まり!
ってことで輸送艦「のと」を抜擢?して、右舷クレーンを岸壁側へ回し、
トラックとフォークリフトを置くことで荷物の積み下ろしをしている情景を
岸壁に描きました。
そしてヘリポートには、88fleet基地や艦船にあまり登場しない機を選びました。
スポット1:掃海用ヘリMH-53E
スポット2:SH-60J
スポット3:OH-6D(南極仕様)
そしてスポット4は空けておき、自由に使えるようにしました。
F-35Bとか来るかもしれないので(^^)/
フェンスがあったり、働く車両がいることで、情景らしくなりますね~
ジャンク部品と紙で適当に作った吹き流しを付けてみました(笑)
このジオラマはウェザリングで汚したらリアル感が出ると思うのですが、
どこかへ出展するわけでもないのでしばらくは綺麗なままで置いておきます。
そして、この額縁ジオラマ、本来の使い方をするためインテリアの一部に
紛れ込ませることにします。
もちろん、傾斜が付くので各アイテムを固定しています。
でも、のちのちアイテムを変えたり動きを出したりしたくなるので、固定と
言ってもテープのりで簡易的に留めているだけです。
家族がいない間に、シレっとリビングの飾り台に置いてみましたー。
なかなか気づいてもらえなかったけど、発見した時は「おー!絵かと思った」と
言われて満足したのでした(#^.^#)
おわり
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