「いずも」改修
「いずも」はJMU横浜での空母化1回目改修を終え、2021年6月25日に母港である横須賀基地へ戻ってきました。
1年以上経っての帰港。耐熱甲板にしているんだろうなとは思っていましたが、写真を見てびっくり!
新たなマーキングの他、艦橋構造物中央の給油装置もだいぶ様変わりしました。
そして米軍のF35Bによる離発着訓練も実施されるなど、配備に向けて動き出しています。
この流れは「いずも」を保有するわが艦隊も無視はできず、いままでお遊びで載せていたF35Bも本格運用できるように
改修を施さないといけない使命感にかられたのでした。
ということで、ドック入りした「いずも」を改修しやすいように一部解体?していきます。
本改修に合わせてロービジにするため、ファンネル(煙突)上部と飛行甲板の艦番号を外します。
83は粘着の強いテープで撤去を試みました。
トップコートしてるけど、意外に簡単に取れちゃうんですね・・・。
わがドックからはみ出している(どうやって作ったんだ??)が、飛行甲板のF35B向けのマーキングを開始します。
赤白のラインは白線デカール(amazon)の上に赤点線の自前デカールを重ね貼りしました。
長さがあるので真っ直ぐ貼るのが大変でした((+_+))
ちょっと余裕が無くて黄色い線や白い線を追加する際の写真をあまり撮れてませんが、Twitterや雑誌の写真をガン見しながら
似たように貼っていきました。
黄色い線もamazonで購入。自前でやろうとしたけど黄色の発色が悪くて既製品を入手することにしました(>_<)
飛行甲板が落ち着いたらファンネルのロービジを実施。
今まで黒かった部分との合わせ目にある隙間を埋め、サフを吹いてスムーズになるまで繰り返します。
※隙間埋めは100均の瞬間接着剤を使うんですよね、私は。でもサラサラ過ぎるので、もう少し粘性の高いものを探そうと思っています。
ここで手を抜こうと思えばできるのに面倒な加工へチャレンジすることに!
そう、実艦で改修された給油装置部分です。
↑は竣工時に加工したもの(逆さまに見てます)ですが、残念だけど撤去して給油ホースを露出します。
給油ホースは細い電線を何回も折り曲げ、形状を整えました。
ホース加工は「ましゅう」で懲りてたのですが、まさか「いずも」でまたやるとは思わなかった(*_*;
こんな感じ。ホースを黒く塗った後、金属のつなぎ目を塗装でポンポンポンと表現。
新たなパーツとなるアーム部はジャンク部品(ヘリローター等)で加工して、滑車をポツポツくっ付けました。
滑車はヘリの車輪などを使いました;'∀')
お次は後部アンテナに追加されたF35Bの排熱から守るためのシールドをプラ板で作成します。
さらに本改修で追加された右舷の車止めをプラ棒で表現しました。
白いまま取り付けられるから塗装の手間が省けて良かった^^
あとはアイランドを乗せて見た目上の改修(1次改修)を終わらせ、ドックを後にします。
逸見の主「いずも」が帰ってきました。
みなさんがTwitter等で甲板マーキングの変化に驚いた写真のアングルで88fleet世界も衝撃を与えるのでした。。。
ラインが完全にまっすぐでないのはご愛嬌(;'∀') まっすぐって難しいんです(>_<)
「ましゅう」と一緒だとそんなに大きく見えませんね(笑)
でもこうやって見ると(↓)やっぱりデカいです!
後日、改修効果を試すための試験公開へ出港。
ジオラマでも回頭はやっとの思い。YTさんが頑張って押しています汗
艦橋ウイングの開いている扉が出港作業で人がたくさん居ることを想像させます。
<訓練海域>
米軍の協力を得てF35Bの離発着訓練を実施!
シグナル灯は仮設置ですが、うまく訓練目標をクリアしたようです(^.^)
あ、甲板塗装ですが、ラインデカールを貼った後、艶消しトップコートをしていますが、耐熱甲板にしている後ろの2スポットは
他の場所と厚さを変えて塗っています。でもまったく見た目が変わらなくて失敗しました:-|
また、模型ならでは(あり得ない世界も有り)の航空機も離発着訓練をしました。
実際、「いずも」から飛ばせたらいいよな~と思うのは自分だけでしょうか。
空母のようなわが日本国からはいつでも早期警戒機を飛ばせるが、洋上から飛ばせるとなると対策が早く打てるようになる・・・はず。
なんて妄想をして遊んだ後、そのまま1機お借り?したまま帰港し、整備面等の調整、シミュレーションを実施します。
ということで、いろいろな妄想で遊べる航空機搭載型護衛艦が配備されたので、ブンドド(モデラーのSayさんに教えてもらった言葉)して
これから遊んでいこうと思います。
おわりに
「いずも」の2次改修は先端を四角くする大改修。ブロックを乗せ換えるくらいのね。(たぶん)
だから乾ドックに頭から入れて改修するので、海からもその姿は見えないでしょう(たぶん)
ぶった切ったところが見えたら船体構造等がわかってしまいますからね。
われわれはドックアウトを楽しみに待ちましょう。(「かが」は呉で3月から一度の大改修で実施予定です)
模型としては今のをベースに2次改修するのは困難なため、メーカーさんが改修後の姿を発売してくれるのを大人しく待とうと思います。
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