DDG180「はぐろ」製作記
TOYラジの「まやを作る」を見て、ちょうどそのときAmazonでタイムセールをしていたピットロード「まや」をポチりました。
しかし、わが88fleetではすでに「あたご」をベースにした「まや」が就役していたので、今回買ったキットで「はぐろ」を作ることに。
なぜか?
それは「まや」キットに「はぐろ」用の対艦ミサイルとマストキットが入っているからです。これが無ければ買っていなかった。
さて、取説を斜め読みして、順番無視でまた得意の”素直に作らないよね~”を始めます(*'▽')
チョートクさんの手際を真似て船体をタミヤセメントと流し込み接着剤を使ってサクッとここまで組み上げます。
「合いが良い」と言われてたし、わたしもそう思うのですが、実際には微妙に削ったりしないとうまくいきませんでした(*_*;
この段階で前部甲板にAS-7を、後部甲板にC-13を吹いておき、構造物に取り掛かります。
前部構造物はさすがピットロード。サクサク組めるし、合わせ目を見てがっかりすることが無くスムースに進みました。
88fleetらしい接岸している状態を示したいので右舷の舷梯子ハッチの中を工作。舷門やクレーンをそれらしく取り付けていきます。
次に製作のポイントとなる「はぐろ」特有の航空管制室に取り掛かります。
「はぐろ」部品を入れるなら航空管制室も入れてよ!って思うけど、写真のとおり一体成型なので無理なのです。
まあ、メーカーとしては2つ入れるのはあり得ないし、うまく削って付け替えてっていうのもなかったのだろうと思います。
そんなところにチャレンジする私はやはり変態なのか!?
「はぐろ」航空管制室を消しゴムから製作し、「まや」のその部分を削り取るのでした。
ちょうどいい大きさのヤスリがなかったのですが、慎重に「まや」管制室を削り取ります。
フラットにできたところで「はぐろ」用管制室を取り付け、加工をします。
そして船体に乗せる前に、格納庫内のチラッと見える部分をジャンク部品で工作して塗装と格納庫内の誘導デカールを貼ってします。
誘導線が塗装で消えないよう甲板上は紙を載せてマスキング、格納庫内は塗装が入らないように内側から塞ぎます。
もちろん、あとで取り出せるよう工夫をして。
いよいよ船体と構造物の接着。
上構との合わせ目を瞬間接着剤とやすり掛けで消し、サフを吹いては修正、という作業を繰り返していきます。
今回は喫水部分の塗装を考慮し、黒サフにしてみました。
まさにお「はぐろ」(笑)
無駄に飾り台に乗せ、ディスプレイを楽しむ。 なんじゃこりゃ、って感じですね(笑)
合わせ目を補修後(今回は2回で済んだ)、本塗装に入ります。
船体はいつものとおりAS-11ミディアムシーグレイです。
船体色が落ち着いたらマストや細かな部品を付けていきます。ただ、ウィングは窓塗りがしやすいように後からつけることにしていました。
窓に墨入れしたらエッチングの水密ドアを取りつけ、開いている表現のためにその隣の窓は下まで黒くします。
窓に墨入れしたらエッチングの水密ドアを取りつけ、開いている表現のためにその隣の窓は下まで黒くします。
あ、前甲板にある主砲とVLS周辺の色の違いを出すため、あらかじめマスキングしていたことを書き忘れてましたね(;´・ω・)
後部ヘリ甲板のマスキングをはがし、格納庫を塞いでいたテープをピンセットではがしていきます。
ほお紅?を塗ってガラリやVLS、アンカー等に墨入れします。
船底色を吹きました。プロペラ部分は曲線なのでマスキングがキレイにできるか不安でした。でも何とかなったかな。
船体と船底パーツを合体してみます。うちはウォーターラインなので船体との合わせ目は気にしません。黒く塗る部分だし目立ちませんからね。
お隣は練習艦へ種別変更する「しまかぜ」です。「はぐろ」はDDG魂を引き継ぐことでしょう。
艦番号を授けたら、いよいよ公試に出ます。まだ引渡し前なので艦尾には日の丸を掲揚しています。
右舷は舷梯子を下ろした状態にし、作業艇は前部に幌を付けてみました。(PC画面の前に置いてます)
左舷後方から見ると格納庫内のゴツゴツ感がちょっと見て取れます。
そして就役の日。(ピンボケ失礼)
「はぐろ」は防衛省へ引き渡され、第4護衛隊群 第8護衛隊(定係港:佐世保)に配属されました。
横須賀に立ち寄り、装備品を搭載します。
お仲間も歓迎(^^♪
その数日後、横須賀を出港し、母港佐世保へさまざまな訓練をしながら向かうのでした。
※2022/11 ハワイにて「まや」「はぐろ」はSM-3発射試験を成功させましたね。とっても頼もしいです!(^O^)
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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