観覧車のある港(ジオラマ製作)
護衛艦が観覧車のある港に接岸し、一般公開をしている写真をよく見かけます。
海自とコラボして陸自車両、さらには痛車まで展示されているイベントを見ると行きたくなって仕方なかったものです。
「これはどこなんだ?」と調べると、下関あるかぽーと ということが分かりました。遠い!!!!
ということで、身近にそういう場所があると「行った気になれる(;'∀')」と思い、このジオラマにチャレンジしてみました。
まずはサイズ設定。
300x150mmだと取り回しも置き場所にも困らないと思い、ネットで探して購入。なんとすべての面が外れる優れものを見つけたのでした(^^)
ジオラマで再現する範囲はこんな感じ。
海より陸地の方が少し割合的に多く配置することにしました。
こちらは裏面です。
黒い箱は電池ボックスで、電飾の電源になります。そしてそこからの配線溝をケガキし、給電するモノの位置に穴を開けました。
あとはひたすら配線を隠すための溝をカッターで掘り進めていきます。
注:削ったゴミが散らばる(軽いし、くっつくので同じようなことをするときはゴミ袋にすぐ入れられるよう養生してください)
ジオラマベースをキッチンで使う網目の台に乗せ、街灯やアッパーライトを配置して裏面に配線を出します。
さっそく仮配線で点灯テスト。観覧車を下から照らす感じが思ったよりよかった(*^^)v (まずは4つだけね)
わちゃわちゃする配線を一本ずつ被覆を剥き、軽くよってから半田付けをし、収縮チューブで保護します。
半田付けなんて何十年ぶりだろうか・・・(笑) 下手くそながら、しっかり接続することができたと思います(;O;)
配線が終わったら掘り込んでいた溝に押し込み、コの字の金具で固定します。(写真撮り忘れ)
いよいよオモテ面に着手。配置を決めて陸地のサイズ感を出していきます。
実際の場所にはレンガ敷きがあるので鉄道模型グッズのレンガシートを購入。ちょっとオーバーサイズだけど、これぐらいの目地が無いとレンガだとわからないので”あり”だと思います。
ここで、今回調達したグッズを紹介しますね。
↑写真の左から鉄道模型用の欄干、電飾キット、街灯、そして海外から取り寄せた観覧車の飾り物(スケール不明)。
実際の写真を見ると欄干はチェーンで繋がっているのですが、サイズ的に難しいので写真のように横に走るパーツをカットしました。
この観覧車、クルクル回るんですよ(・∀・)
さて、レンガシートですが、コンクリとレンガ敷きを表現するためにカットして表と裏をくっ付ける作戦にでました。
レンガシートの裏面をあらかじめ粗目のサンドペーパーで傷をつけておき、欄干とともにコンクリ表現にマッチするAS-16ライトグレイを吹きました。
ダイソーで買った300円ツールを使い、レンガシートをカットします。
コンクリ面とレンガ敷きを並べてみたイメージ。レンガシートは柔らかいのでフラットにするのが難儀なことに気付き始める・・・。
浮くよね~( ̄д ̄)
そこで方針転換!
フラット感を出すため、レンガ面をマスキングし、厚めに塗装して目地を消すことに。
サフを吹いたり厚めに塗装したが、目地が消えない・・・
配置してみて目地が目立つかを確認したが微妙・・・ この案はボツだな。
こういう時は別のことに取り掛かります。
そう、海面を作るのだ! ということで、”かすみ”プラ板をジオラマサイズにカットし、↑↑の色をまばらに吹きかけ、つや有りクリヤーを吹きました。
うん、テキトー(笑)
次に観覧車や芝生面に取り掛かります。100均の目盛付きプラ板は優れもの! まっすぐ切るのが下手くそな私向けのアイテム。
今回は芝生エリアを模様替えできるよう、このプラ板に芝生シートを貼って配置(接着しない)することにしました。
観覧車がある遊園地エリアの床面は↑のような模様になっています。写真撮り忘れましたが、これを再現するために100均の正方形マグネットを
使ってマスキング代わりにし、スプレー塗料の”サンド”を吹きました。なんかいい感じにできたけど、隙間をどうするかは課題。
ペンディングにしていた海側の表現ですが、結果的に最初の案に戻して縦に走るレンガ敷きは印刷した紙で表現することにしました。
2ヵ月放置した末の結論(´Д`)
配置してみるとこんな感じに。ここに紙レンガ?を貼っていくことにしました。
実物の写真を見ながら小物づくりに夢中になり、だいぶ途中経過を飛ばすかたちになりましたが、レンガ敷きと遊園地のストラクチャーはこんな感じに。
左の建物はもともと”てつのくじら館”(呉で買った既製品)で、今回のために改造してしまいました。
なお、本物のこの場所にはリゾートホテルができるそうで、いまは空き地になっています。
やはり建物の中を電飾しないと・・・ということで穴を開けまくります。
最初は薄いプラ板でほのかに明るくなればいいと思いましたが、目盛付きプラ板がいい感じで格子模様になるので窓に採用してみました。
点灯するとこんな感じに光るようになりました^^ 光源は100均の空き瓶に入れて飾るイルミネーション?です。↓↓(セリア最高)
6本のLEDが繋がっていますが、2本は両脇の屋上に、あとは束ねて建物の中に束ねたので光量オーバーになってます(笑)
前後しましたが、観覧車周りはグーグルマップやツイート写真を見ながら、似たような感じに仕上げてみました。
白サフを何度も塗り、周囲はカラーペン(100均)で上半分だけ塗りました。元がこの形だからいいよねって妥協しています(゜レ゜)
そして黒い物体・・・観覧車を照らすアッパーライトもそんなに気にならないかと。。。
こんな目線で見ると柵が良いアクセントになりますね。この街灯、まっすぐ並べるのは結構大変でした。
根元を木工ボンドで固めながら微調整をくりかえし、やっとって感じでした💦
道路わきにある扇状のエリアには実際に石碑があるのですが、ここは艦にまつわるモニュメントを、ということで某DDGのターターとアンカーを配置しました。
ちょっと芝生が長くて手入れしてない感じになっちゃいましたがね(;'∀')
入場券売り場やゲームセンター等の店舗(コンテナ店舗も)はプラ某やプラバンを合わせて作りました。
ちなみに、電飾スイッチはヘリポート近くの角に、建物のスイッチは建物背面にあります。
芝生は”てつのくじら”を置くだろうスペースを髭剃りで芝刈りして置くものが浮かないようにしました。
ヘリポートは目盛り付きプラバンの端で表現した柵で囲ってそれらしくしたつもりです(H)
いよいよ完成!
落成式として、ここを母港とする掃海艇2隻が接岸し、式典が執り行われました! の絵。
これがジオラマ全景です。このケースは埃から守れて良きです(#^.^#)
完成してしまえば、いろいろな艦やアイテムを置いて楽しむことができます。
遊んでみた場面を紹介します。
実際の岸壁は黒ずんでて汚れ感が強いですが、ちょっと最初から汚す気にならなかったんですよね・・・
そのうち年季を入れていくことにします。
「ひゅうが」の甲板を見学しながら見る観覧車。大阪だと観覧車の向きが違いますよね。下関にも来てくれたらいいですね!
昼も夜も表現できるジオラマがあると2倍楽しめますよ!
これからもいろいろな景色を紹介していきますので、楽しんでもらいたいと思います。
ぜひジオラマづくりにもチャレンジしてみてください(^^♪
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
完
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